中央建鉄設立以来、これまで多くの事業損失における影響検討や被害判定を行ってきました。
当研究所は、この膨大なデータをもとに分析・研究を行い、経験や勘に依存することのない工学的な裏付けをもった被害認定技術を確立し、事業損失の円滑な処理をサポートしています。
また、高い技術力が認められ、建築紛争における裁判所の鑑定依頼も受ける研究機関であります。
研究所の主な取り組み
- 建設工事による沈下被害と振動被害についての調査研究
- 被害事例や判例の収集分析と紹介
- 住宅の不同沈下や環境振動の影響について、建築学会の委員会活動や大学等の研究機関との共同研究並びに研究成果の論文発表
- 建物被害の影響予測や原因究明、被害認定支援等のシステム開発と、これらシステムの国土交通省 新技術情報提供システム(NETIS ネティス)や東京都建設局新技術情報データベ―スへの登録
- 高度な技術力を要する被害の原因究明や影響予測、工事前の状態が不明な建物への影響検討等
- 「技術情報かわら版」を発行(季刊)し建設工事の被害や対策等についての情報提供
実大建物を使った沈下実験の様子(第2回実験)と
解析図(第1回実験)